人気ブログランキング |

タグ:渓流 ( 28 ) タグの人気記事

2018.8.18 甘い匂いと岩魚

炎陽の夏。
あまりの暑さに耐えかねてエアコンを注文したのが8月の頭、増税前の繁忙期らしく、我が家にエアコンがやってくるのは9月になるという
そんなやるせない夏の日々を過ごしている

今年の夏期休暇は1週間ほど。釣りにでかけたのは、その最終日。
1日だけの貴重な釣行は、夏らしく岩魚を釣ろうと思う。


e0363490_16400174.jpg


通いなれた川は数日前のまとまった降雨で増水気味だ。
押しの強い流れにひるんでしまい、川を渡るのを何度も躊躇した
行きたいポイントまで辿り着けなかったり、ポイントが流れに呑まれていたり…
魚は1匹も釣れていない、
このままでは帰るに帰れなく、近くの支流へ車を走らせることとなった


e0363490_17245419.jpg


釣りになる水量だった
魚からの反応はまずまず。
この川ではこれまで熊の痕跡を見たことはなかったけど、釣りの中盤あたりから強い獣臭がして気になっていた
先に進むほど段々と匂いが強くなってくるものだから、数匹の岩魚をリリースしたところで、ロッドを畳むことにした
大岩魚は不在だったけど、ドライフライの釣りを楽しめたと思う


e0363490_17243148.jpg


今日、最初の川では、どこからか甘い蜂蜜の匂いがしてきて、その後に親指ほどもある大きな蜂が1匹まとわりついてきた
長い間、顔のすぐ横をぶおーんぶおーんと旋回されて、やり過ごすまでの間ヒヤヒヤものだった
もしかしたらただの気のせいかもしれないけど、また山で甘い匂いがすることがあったなら、蜂に気をつけようと思っている




I 354.11


by kaki1225h | 2019-08-18 15:27 | Comments(4)

2019.7.20 渓流歩き

期待を裏切らない抑えの切り札
そんな川を訪れてみたけど、今日は空振り
渇水と釣り人のプレッシャーなのか、フライを追う魚の影すら見ることはなかった


この川には友人に教えてもらったポイントがあって、そこは入渓点が分かりづらく、また林道から離れる為なのか、大きな魚ばかりがよく釣れたものだった
そこは、区間全てを釣り上がっていくロングコースと、藪こぎして大場所が連続する区間に出るショートカットコースがある
今日はロングコース、
川幅いっぱいに続く膝下の流れを、嫌になるほど歩かなければならないけど、今日は不思議と苦にならなかった
たまにある長洲の砂地には熊の足跡、くっきりしていて新しそうに見える
人の気配を感じて、河原の藪に隠れているのかも…
そんなことを考えると、少し足どりが早くなっていた


e0363490_17213866.jpg


この川の魚を皆はアメマスと呼んでいるけど、上流部のここではイワナと呼ぶほうが雰囲気があって好きだ
だけどそのイワナ達は、どのポイントも不在だった
毎々、50㎝を超える大鱒がついているポイントも歩いて渡れるほどの水深になっていて、2~3回フライを流すだけで上流に歩を向けた

結局、小さなイワナを1匹リリースしただけで、林道へ上がる脱渓場所まで来てしまった
魚が釣れないと、こんなにあっという間に着いてしまうんだと驚いてしまう

時間はまだ正午前、近くの支流へ車を走らせた
この日唯一ヒットした大鱒には逃げられてしまったけど、たくさんのイワナをリリースすることができた
どの魚も、小さなアメマスではなく、立派なイワナだったと思う


林道への斜面をあがる際に、脚に違和感を感じた
膝の裏あたりがピクピクする脚がつる時の予兆だ
実はつい最近、夕食後にランニングをしようとジャージと運動靴を買ったのだけど、ほとんど実行していないことを思い出す
真面目に走ろう、
長い林道歩きに汗ばみながら、そんなことを思っている




IT 354.8
by kaki1225h | 2019-07-21 13:29 | Comments(2)

2018.11.4 渓流と落ち葉

日曜の支笏湖は、予報では弱い南風
凪の湖で辛い思いをするくらいならと、今シーズン最後になるだろう渓流へと車を走らせた

道中、右眼下にそこそこの波が立っている支笏湖南岸を見る
積んでるロッドは#3と#4…
いつもの駐車スペースは空いている…
う~んと迷いながら支笏湖道路を通り抜けた
期待すると吹かないの支笏湖の風に、釣行しない時にまで翻弄されていると思うとなんだか笑えてくる


e0363490_18363319.jpg


最近よく足を運ぶようになった川沿いの空き地には車を滑りこませる
人気のある川では日曜ともなると、入る場所がないのはよくあることで、
時にはすぐ上に入渓されたり、下から追いついてきた人が気になって急ぎ足になったり…
ゆっくり釣りを楽しむというよりも、競争しているような感覚だ

ここは大きな魚は期待できないけど、あまり釣り人とバッティングすることもなく、自分のペースでロッドを振れるお気に入りの川となっている


e0363490_18382746.jpg


正午をピークに気温が上がるのを見込んでのドライフライでの釣り上がり
メイフライのハッチと虹鱒のライズを期待したけど、流石にもうシーズン終盤すぎて、そんな場面には出会えなかった
ぽつりぽつりと流芯の脇から中小型の虹鱒が反応してくる
フラットな水面に足を一歩踏み入れた時に、大きな魚影が深みに消えていったのを見たけど、今日大きな魚を見たのはこれだけだった


e0363490_18373590.jpg

秋は1日が早い
午後も3時を過ぎると、夕暮れがあっという間に訪れるように感じて、急ぎ足で川からあがった
アスファルトの路面を歩く
気温が下がっているのを肌で感じる
道端でカサカサと風に揺れる落ち葉に、冬の訪れを感じていた






by kaki1225h | 2018-11-04 19:47 | Comments(4)

2018.10.14 雨と紅葉

紅葉の山々が雨に濡れている
1匹でるかどうかの支笏湖を敬遠して、数が出る小渓流へ車を寄せていた
道脇では赤く色づいた楓の葉が、しっとりと濡れている
天気は雨、降ったり止んだりの繰り返しで、終始肌寒い1日だった


e0363490_17005093.jpg

秋の虹鱒釣り
ライズを探しての釣りは早々に諦めた
フラットな流れに出てきてライズする鱒は不在のようで、
反応があるのは少し早めの流れからだった

2つの渓流でゆったりと半日を過ごした
自宅から1時間弱の、体にも財布にも優しい距離での釣りが多くなったのは、日々疲れているのだろうか

少し物足りなさを感じているけど、紅葉の渓流で数匹の虹鱒をリリースできたのだから、いい休日を過ごせたように思う


e0363490_17392165.jpg


次回は支笏湖、ドキドキしながら大鱒と対峙したいと願っている
日中になるか夜になるかは分からないけど、なぜか頭の中のイメージは、月明かりが湖面を照らしていた





by kaki1225h | 2018-10-14 17:24 | Comments(2)

2018.9.24 時雨

虹鱒の秋
フラットな流れでライズする大型の虹鱒と対峙する、そんなドキドキ感が恋しくて、久しぶりに釣りに出かける予定を組んだ

50とか60とか、そんなサイズが潜む渓流は週末ともなると競争率が高くて、おちおちライズなんて待ってられやしない
ゆったりスタイルとなったここ数年は、そんな激戦区は敬遠するようになった

昔、友人に教えてもらった渓谷に車を走らせる
橋の上に車を止めて眼下を覗きこむと、やや渇水した流れが霧に霞んでいた

e0363490_23185663.jpg


この日訪れたチャンス1度だけ、
ライズはしなかったけど、ブラインドで投げた小さなカディスパターンにモコッと水面が割れた
この川で釣れる虹鱒は大きくても40台後半まで、それ以上のは釣ったことも聞いたこともなかったけど、いま目の前でジャンプを繰り返している魚体はどう見ても50クラスだ
慎重に慎重にやり取りしのたけど、最後は5Xのティペットがプツンと切れてしまった
写真を撮ってる場合ではなかったと悔やんでしまう


e0363490_23225304.jpg


その後は車で上流に移動するも、一時だけ降った雨の影響なのか川の色が一気に変わった
少し目を離しただけの間に、透明だった流れが白っぽくなっていたのは驚いた
ここは函状で、何度か流れを横断しながら釣り上がってきたものだから、事は急を要する
川底が見えないが渡るしかない、そんな場面を数回繰り返し、
橋に登る斜面まで辿り着いた
明らかに水が増えている
たいした雨ではなかったけど、きっと源流部ではそれなりの量が降ったのだろう

川原では小型の熊の足跡にドキリとし、林道ではこれまで見たこともないほどの巨大な熊の糞を見て背筋が伸びた

帰りの道中、
怖いもの知らずで釣りをしていた若い頃の自分をなんとなく思い出していた


by kaki1225h | 2018-09-25 07:31 | Comments(6)

2018.9.2 小渓流

今日は小渓流
自宅からそう遠くない距離で軽くロッドを振れる、そんな川を探して車を走らせてのことだ

e0363490_16063015.jpg

ひとつ目の新規開拓の川は空振り
渓相は抜群で、川底の石をはぐると川虫がたくさんついてるけど、なぜか魚は1匹も反応しなかった
今日は遅めのスタートだったから、誰かが釣りをした後だったのかも…
もし機会があったなら、また訪れてみようと思う

ふたつ目の川は、ヤマメ狙いによく入った川
やや上流域の初めて入る区間を歩いてみる
きっと水量はいつもより多いのだろう
川幅いっぱいに押しの強い水が流れていて、終始、川の中を歩いての釣りだった
3番のロッドでドライフライを落としていく

e0363490_16181355.jpg

大きな魚は期待してはいけない
小渓流の釣りでは、小さなサイズを繊細に狙うのが流儀となっている
出てくるのは全てニジマスだった
小渓流に似合わないサイズもいたけど、フライを見切ったのか反転して去っていった

e0363490_16295699.jpg


軽くロッドを振りたい
そんな時があったなら、またここを訪れてみようと思う



by kaki1225h | 2018-09-02 16:48 | Comments(4)

2018.7.20 2匹の岩魚

やっぱりまだ水が多かった
数日は雨が降ってなかったけど、長雨の増水の名残で、岸は無くなっており、流れも早い
今シーズン2度目になる岩魚の川は、釣りになるギリギリの状況だった


e0363490_17525280.jpg



いつも歩いていた川原がなく、川通しで進む
水はクリアだ
流れの穏やかな深瀬を見つけて、ラインを引き出した


e0363490_17563809.jpg



キラキラした流れ、大きなドライフライ、そして注文通りの岩魚
2匹目はメジャーをあてると50㎝、理想的な釣りだった


e0363490_18024042.jpg



川幅が狭くなるにつれて流れが強くなる
川縁を慎重に歩いていく
ウェーダーの右足に違和感、どうやら穴が開いたようでじんわりと浸水している
夏の渓流では4~5000円の安いウェーダーを履いている。
どこかから水漏れしたら買い替えで、少なくてもワンシーズンに1着は購入となっている。
高価なものは丈夫で長持ちするのかもしれないけど、渓歩きでは何となく勿体ない気がして、今のスタイルに落ち着いてしまっている
14時。どうしても川を渡れないところがあり、林道に上がった
釣り人のプレッシャーがかかってない増水から平水に戻るチャンスタイムなのだから、まだまだ釣れそうだったけど、何となく車へ向かって歩いていた

ウェーダーの浸水が理由じゃなく、満足したからだと思う
好きな川でロッドを振り、大きな岩魚が2匹
これ以上求めるものは何もない、乾いた林道を歩きながらそんな思いにひたっていた


e0363490_19370058.jpg




IT 354.16

by kaki1225h | 2018-07-20 17:25 | Comments(4)

2018.7.14 増水の川で

大きな水害が各地で発生している
北海道内の河川も氾濫注意報や浸水想定のエリアが報じられたりして、釣りに出かけるのはちょっと躊躇ってしまう
ニュースで見た『ライフラインを脅かす豪雨』のテロップがフライラインに見えてしまって、つい1ヶ月も釣りをしてないことを思い出す

降雨の少ないエリアを選んで、車を走らせたのは金曜の夜のことだ

目的の岩魚の川は想像以上の水の量、大きく移動して第二候補の川でロッドを振った


e0363490_21073706.jpg



増水した流れを避けて、かなり上流まで来ている
水は多いが濁りは薄い
♯4のロッドでニンフを流すと、ポツポツと渓魚達が反応してくれた


e0363490_21080245.jpg



e0363490_22023948.jpg



足下の石からカナヘビが顔を出した
後で知ったのだけど、尾が青いのはニホントカゲの子供らしい
捕まえて飼いたい、そんなことを少し考えたら、危険を察知したのかシュルシュルッと草の中に去っていった


e0363490_22062166.jpg


大きな蜘蛛が顔の近くにぶら下がっていたり、毒々しい色の毛虫が袖についていたりと、苦手な虫だらけな釣りだったけど、ロッドを振れて鱒に触れることができた

明日からは雨、
つかの間の青空に湿った風を感じた



IT  354.23


by kaki1225h | 2018-07-14 19:39 | Comments(4)

2017.9.23  思い出の川

昔、通った懐かしいフィールド、
今年の夏は、そんな川へ車を走らせる週末が多かったように思う
川の変貌にがっかりすることもあれば、あの時のままの流れが目の前に広がっていることもある


9月も終盤にさしかかる頃、
山あいの町でひんやりとした朝を肌で感じていた
10年以上もご無沙汰していた渓流に一歩踏み入ると、若かれし頃のドキドキ感が甦ってきて、体まで若くなったような気がした


e0363490_22285763.jpg



見通しの悪い林道のカーブを曲がると、古びた橋が現れる
少し錆びた赤い欄干を見ると、この川に来たんだなぁと 高揚感をおぼえた
当時は虹鱒の40がどうしても釣れなくて、あちこちの川に顔を出したものだった
この川もそのひとつ、降雨後の濁りの中で、待望の虹鱒と出会ったのを今でも鮮明に覚えている
橋の中央には熊の糞、あまりにもど真ん中に鎮座しているものだから、なにか警告のような意味合いを感じたけど、足は止めなかった
この川の今を確めたい気持ちでいっぱいだったのだと思う


e0363490_22595077.jpg



橋から川までの斜面はかなりの落差、降りていくルートは昔のままだ、慎重に慎重に歩を進めた
思った以上に濁りが強い。少しだけ歩き、少しだけロッドを振った

正直言うと橋の上に立った時には、水の色を見て釣りは無理だと分かっていた
この川に辿り着くまでの峠道や山間の町にある小さな商店はあの頃のままだったし、確かめるようにロッドも数回振ったし…
思い出の川が、遠い思い出の川になり、そしてたぶん今回が最後かも
もしまた来ることがあったなら、その時は紅葉の時期にでも、そっと訪れてみようと思っている



by kaki1225h | 2017-09-26 20:40 | Comments(4)

2017.8.13 3番ロッド

ブラウン主体、たまにヤマメ。昔よく通った渓流の話だ。
身近な川なのに、何年振りになるのかも分からないほどご無沙汰している。
コンクリートの護岸ができてアプローチしやすくなってからは、駐車スペースにいつも2~3台の車を見るようになり、その頃から足が遠のいていた

自分にとっては8月は樺太鱒を追いかけたり、岩魚の谷で涼むのが正しい夏のあり方なのだけど、なんとなく、ふらっと車を走らせていた

道中、リアガラスに初心者マークを貼った車を煽ってる車を見る。過去に免許取消になった自分が言うのもおこがましいけど、後ろにベッタリくっついてないで、さっさと追い越せばいいのに…
もし自分がやられたら、減速して追突させて、首が痛いと1週間会社を休んでオホーツクか知床あたりへ…
そんなことを考えていたら駐車スペースを通り過ぎていた



e0363490_15515957.jpg



肌に小雨を感じる
白く霞んだ森は冷気に満ちていた

今日は物置で埃をかぶっていた3番のロッドを持ってきた。昔、この川に通っていた時の相棒だ。
あの頃は何処で何を釣るにも3番だった。というより3番しか持っていなかった(笑)

さほど大きくないこの流れに多くの釣り師が訪れるものだから、鱒の警戒心は高めだ。
出ない時は徹底して出ない。今日はボンズの覚悟も持ってきている。



e0363490_16303023.jpg



e0363490_16034958.jpg



ヤマメを想定してリーダー&ティペットは5X、そんな時に限って滅多に出ない55㎝が姿を現す。
3番ロッドにはずいぶん無理ばかりさせてきたけど、今回がいちばんの大仕事だったと思う


e0363490_16085688.jpg


前日の降雨で活性があがったのか、ヤマメも数匹リリースすることができた。
最後にメジャーをあててみると29㎝、20㎝弱と思っていたのに…
55のブラウンが大きさの感覚を麻痺させたらしい。リリースした中にはもっと大きいのがいたような…

今日は10年前からある新品の6Xティペットを引っ張り出してきていた。使う機会がなくお蔵入りになってたけど、5Xですら結ぶのが危うく、やっぱり出番はなかった。
1Xとか2X、そろそろそんな釣りが恋しく感じている


by kaki1225h | 2017-08-13 15:01 | Comments(4)