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2018.2.4 島牧海岸冬物語

煙草をやめたのが去年の夏。相変わらず禁煙は続けているけど、ふとした時にあの感覚が恋しく感じてしまう。
仕事でデスクワークが長びいた時だったり、フィールドへ向かって車を走らせている今だったり。
禁煙を決めたのは健康よりも金銭的な面が大きい。自分は煙草とコーヒーをセットで嗜むものだから、月の出費は2万円程になる。
そのお金で、かみさんや子供達に少しの贅沢を提供できればと思ってのことだ。たまに釣り道具の1つ2つくらいというニッチは、子猫が家にやってきて餌代やら猫グッズで埋ってしまったっけ。
年期の入ってきた何時もの釣り道具が、今日も明日も来年も行動を共にするのは間違いのなさそうところだ

そんなことを考えながら黒松内から島牧に抜ける峠にさしかかる。
予報通りの吹雪。数年前に吹雪に視界を遮られ、雪山に突っ込んだことを思い出す。時々視界がゼロになったり、急に現れる吹きだまりをかわしながら、恐る恐る走るものの、峠の頂上付近で除雪作業の方にこの先は通行不能だと聞かされる。泣く泣く来た道を戻るという非効率な1日がスタートした


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朝からロッドを振ったレストハウス下は終始無反応、
移動先のコベチャ~中の川は、車を止めるスペースが見つからなかった。
太平のワンドを端から端まで歩き、最後は18番で力尽きた
釣れた魚は小さなホッケだけだ。
魚も野菜も値段が高くて…そんなかみさんの言葉を思い出してキープしようか迷ったけど、こんな小さな魚を4人家族でどう分けるのだと怒られそうな気がして、ホッケ君には丁重にお帰りいただいた。


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相変わらず大きな海雨に出会えないまま日々が過ぎていくけど、
島牧海岸冬物語は、まだまだ続きそうな気がしている


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by kaki1225h | 2018-02-04 20:30 | Comments(4)

2018.1.14 島牧.苦行8時間

また島牧でロッドを振っている

苦手な冬道も苦にならなくなってきたし、足がつることもなくなった。
どうやら体が冬の釣りに順応したらしい。
思えば、順応しないまま冬を終えてしまったことが何回あっただろうか…

今季は早くも3戦目、
釣りへの情熱が再燃している今日この頃だ。


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最近はプラス気温の日ばかり選んで釣行してたものだから、今日のような終日氷点下だと指先の痺れがいっそう早くおとずれる
指先の微妙な感覚は、キャストにもリトリーブにも必用なので、限界まで生指でがんばってみよう

通称レスト下。夜明けからロッドを振り、全くの無反応のまま正午のサイレンを聞く

午後からは千走のサーフへ
小さなボイルに期待を膨らませたり、2度の小さなアタリに熱くなったりして3時間を費やした。
ロッドを畳んだ頃には疲労困憊だ

そこそこの鱒が釣れてくれれば一段落つけれるのだけど、あまりに反応がないとついついリベンジ魂に火がついてしまう
終わりなき島牧通いが続きそうな気がしていて、月のガソリン代が怖くってしょうがない


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by kaki1225h | 2018-01-14 21:59 | Comments(6)

2018.1.8 島牧海岸.2回戦目

雪道をヒヤヒヤしながら運転して、厳寒の海でロッドを振る…そんな気力も体力も削られるような釣行に情熱を注いでいたのは30代の前半の頃までだった

長い連休の最終日、重い腰をあげて辿り着いた島牧海岸の海雨釣りは今季2回戦目となる
ワンシーズンに2回も島牧を訪れたのだから、それだけでもう十分に頑張った気がしている自分が少し情けない


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どんより曇った早朝の島牧海岸ライン
南よりの風が右後ろからさわさわと流れてくる。
終始気温はプラス。ポツポツとジャケットに当たるのは季節外れの雨だ

道の駅に車を止め、千走漁港の横までを行ったり来たり。時折、ラインにテンションがかかる良さげなポイントを見つけては粘ってみたけど、何の反応も拾うことは出来なかった
夜明けからロッドを振り、4時間が過ぎた
長い長い無反応タイムが集中力を奪っていく。
今日は昼までの釣り、とにかく1匹釣りたい時のコベチャナイや、抑えの切り札である中の川へ移動するにはもう時間がない。
ボンズの覚悟が固まった11時すぎ、殺気が消えたのが幸いしたのか、待ちに待った感触が左手に伝わってきた


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さほど大きくもない雨鱒だったけど、これで帰りの足取りが少しだけ軽くなった気がする
年々難易度があがっていく、そんな印象の島牧海岸がバックミラーの中で白く霞んでいった


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by kaki1225h | 2018-01-09 21:40 | Comments(6)

2018.1.1 フィールドで過ごした元旦

元旦。1年の始まりを島牧海岸で過ごした
穏やかな波間を季節外れの雨がパラパラと叩いている

通称生コン裏、70を釣った思い出の場所だったけど、ここ数年は泣かず飛ばず…
気のせいか砂浜が少し狭くなったような気がして、フライを振るにはバックスペースが心許ない。
チッと音がした時には背後のテトラにフライがあたっているようで、フックが折れていたり、フライがなくなっていたりするものだから、早くもフライの弾数が心配になってしまう。
このポイントで3時間を費やしたけど、魚の気配を感じることができなかった


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慣れない砂浜を歩いたものだから、早くも足がもつれている
元旦からボロボロになるまでロッドを振ることもない…そんな気持ちと、初釣りなのだからボンズだけは回避しなきゃの気持ちが戦っている
Facebookの『いま何してる』に現状を投稿すると、数件の激励のお言葉を頂いていて、1匹釣れるまで頑張るのだと踏ん切りをつけることができた


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大きく場所移動して気持ちをリセット。中の川からコベチャに向かって投げては歩いてを繰り返した
ここもベッタリとした凪だったけど、他より波が高い場所、そんなポイントでラインの先に微かな生命感を拾った


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限られた範囲で散発的に反応があった。30~40㎝のイワナサイズが6匹、
フッキングが甘くて逃げていった鱒も数匹いたけど、中にはずっしり重い感触もあった。ここ一帯では大型の鱒を釣ったことがないので、あくまであてにならない感触の話だ


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食べて飲んで寝るのが正しいお正月の過ごし方だと思っている
その元旦に波にもまれてロッドを振り回している自分が可笑しくてしょうがなかった。顔に波しぶきがかかる度にナニヤッテンダ俺と思いフフッと笑っていたけど、近くにいた方々、見て見ぬふりして頂いてありがとうございました(笑)



今年も宜しくお願い致します!


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by kaki1225h | 2018-01-01 22:31 | Comments(6)

2017.3.11 道南.穏やかな午後

いつもの峠道。いつも通り過ぎている景色も、夜も明けきらない時間に走る自分には真新しく目に映る。トンネルを抜け、下りに差し掛かると眼下には青い海。ついついアクセルを踏む足に力が入ってしまう。
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久し振りの釣りは道南へ。がっつり寝坊し、島牧の海岸に車を寄せたのは11時過ぎだった。定番ポイントで空振りが続いていたこともあり、普段は入らない中の川へ。ここは初めて海雨を釣った懐かしい場所、かれこれ20年も前のことだ。
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弱い向風がたまに吹く程度なのに、久し振りのキャストについつい余計な力が入る。不安のある右肘はどこまでもつか不安でいるのだけど、数回反応があったりすると更に余計な力が加わってしまう。どうやら小さな川の流れ出しに雨鱒がたまっているようだ。2~3回反応があり1匹釣れる、そんなペースで穏やかな午後が過ぎていった
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10匹程をリリース、サイズは小型が主体、大きくても45位までだった。大きな鱒を釣りたい一心でもう1ヶ所。道の駅に車を滑り込ませ、夕暮れ前までロッドを振る。足腰に違和感を感じ、右手の握力も怪しくなってきた。40クラスを1匹リリースしたところでロッドをたたむ。帰りの運転中に脚がつらないことを切に願いながら…。

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by kaki1225h | 2017-03-11 21:51 | Comments(4)

2017.2.5 島牧海岸にて

寄せては返す波のその向こうへ何度キャストしただろうか。道南・島牧海岸の海雨釣りは泣かず飛ばず、2時間が過ぎたところで集中力が切れた。私は歩く釣り、離れてキャストしていた友人は、ここだと決めた場所でひたすら粘る釣り。聞けば既に1匹目を手にしており、反応もあるという。波の立ち方からボトムの地形を読んで釣り座を構えたようで、私が感覚派なら彼は理論派ということになるのだろう。
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右後ろからの微風がラインをストレスなく運んでくれる。天気は快晴。2つのポイントでロッドを振り、午後の早めには帰路につく。遠い記憶では7~8匹は釣れるのが島牧の海雨釣りだったと思う。それが今は1匹釣れるかどうか…。毎週のように島牧海岸へ車を走らせていたあの頃の体力はもう衰えてしまったけれど、釣りへの情熱だけは冷めずに持ち続けていたい。友の車に揺られながら、そんなことを考えていた

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by kaki1225h | 2017-02-04 13:25 | Comments(4)

2017.1.1~2 道南ひとり旅

年末、かみさんの実家へ泊まりにいく子供達に声をかけた。『ゆっくりしておいで。ゆっくりでいいよ、ゆっくりで』
あわただしく旅の準備にとりかかる。道南へのショートトリップ、気のゆくままの1人旅だ
元旦の朝を道南の小さな漁港で迎えた。いつもの斜路、いつものように向風、反応があるのにのらないのもいつも通り。かろうじて小さな雨鱒が1匹だけ釣れてくれた。ボンズも覚悟してただけに、小さくても嬉しい今年のファーストフィッシュ

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午後には本流へ。下流から吹き抜けていく風が水面を波立たせている。こんな時は思うようにラインが流れていかなくて困ってしまう。スイングが弱くリトリーブをおり混ぜての釣り、2つのランを釣り下ったが生命感は感じられなかった

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今夜の宿は車の中。島牧の道の駅へ向かうとしよう。通り過ぎた幾つかの町はコンビニ以外の店は全て閉まっていて、辺境の地にトリップしたような妙な不安感を楽しんだりもした。そして音のない夜は、何もする事がない贅沢な時間がゆっくりと過ぎていった

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島牧界隈を歩いた2日目。聞いた話では早朝にプライムタイムが訪れたようだ。その時間にがっつり眠っていた釣り師にはチャンスは一度も巡ってこなかった。程好い波風だっただけに悔やまれる日だった。だけど気ままなひとり旅なのだから、こんな1日の過ごし方もいいのかもしれない…暮れゆく空を見ながらそんなことを思っていた

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by kaki1225h | 2017-01-02 02:28 | Comments(6)

2016.5.1 気の向くままに

ゴールデンウィーク
この時期の引出しの少ない僕らには毎々微妙な釣りの旅となっている

例年、西へ東へとフィールドを彷徨い、ドライブだけで終わった年もあった

今日は久しぶりの友との釣りだ。気ままにいこう




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山上のダム湖
木々が覆い被さる悪路を新車で走った報いはなかった




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桜鱒はいるのだろうか

ルアー師達に混じってフライロッドを振ったサーフ

出迎えたのは海雨と呼ぶにはあまりに小さいイワナ君だった

友のロッドにはグッドサイズの海雨。お見事です!

そんな気ままな釣りの旅も悪くなかった



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by kaki1225h | 2016-05-01 23:43

2016.1.1 道南.年明け

道南の小漁港で元旦を過ごす

やや強めの北西の風。
港内に雨鱒はいるのだろうか…


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渋い反応が続いた。
ラインを引く左手にゴゴンと手応えがあるものの、なかなかフッキングしない

何度もフライを変えたり、立ち位置を変えたり…

新年のファーストフイッシュは小さな雨鱒、その後は海アメらしい太い魚体に出会うことができた

フィールドで過ごした新年の日。
今年も釣りにどっぷりはまりそうな気がしている


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by kaki1225h | 2016-01-01 23:11

2015.8.1 道東サーフ.片想い

波高は行ってみなければ分からない

濁りは釣りになるレベルなのか

道東サーフへの釣行はフライ師にとってハイリスクな遠征だと思う

それでも遠距離を走る

夏の海雨を釣りたい一心で



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あちこちをうろうろと見て歩き、腰を据えたのは音別海岸

サーフにはズラリとアングラー達が並ぶ

9割がルアー、フライは1割。いや1人だけだった

易くはないがフライは振れそうな波高、濁りはいつも通りのやや茶色

序盤に波打ち際でヒットするもランドできず。その後は沈黙が続いた

聞けばベテランのルアー師さんが1匹、それ以外は沈黙の様子

珍しくフィールドコンディションは良好なのだが、肝心の海雨はどこへいったのだろう

海岸線を行ったり来たりのイルカに追い払われてしまったのだろうか

恋焦がれた道東夏の海雨、今回も遭えず終いだった




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by kaki1225h | 2015-08-01 23:05