タグ:海雨 ( 20 ) タグの人気記事

2019.3.10 島牧.春の雪

雨のような湿った雪が強めに降り落ちてくる

島牧の海岸通りに車をよせたのは朝の6時すぎ

早朝からプラス気温、風は北から、潮は干潮のど真ん中だ

昼には帰路につく予定なので、天気の回復を待ってもいられない
濡れるのを覚悟で、ロッドを振るしかなかった


e0363490_14002385.jpg


春の訪れは例年よりも少し早いような気がしている

あの刺すような冷たい風が吹くことは終始なかった

誰もいない生コン裏で朝の一時を費やし、その後は18番から赤灯に向かって行ったり来たりを繰り返していた

ずっしりと濡れたジャケットが体を冷やしていく

魚が遠いのか反応は皆無、サクラらしき派手なボイルを1度見ただけだった

スカッドや鮭稚魚たけなわのこの季節に、まさかのパーフェクトボンズを頂戴してしまう

本当にバラシもアタリも一切ないものだから、書くことが何もなくて困ってしまう

車まで歩く途中で、ビシッとロッドを振る女性アングラーを見かけた

うちの娘ふたりも、いつの日かロッドを振ることがあるのだろうか…

そんなことを考えながら、ロッドのジョイントを外した




by kaki1225h | 2019-03-20 13:27 | Comments(2)

2019.1.14 島牧.車中泊

車中泊が好きだ
前日のうちに車を走らせて、夜を車の中で過ごす
雪がしんしんと降り積もったり、星空が綺麗だったり、時にはちょっと怖い思いをしたり…
そんな、することが何もない贅沢な時間が今夜もゆっくりと過ぎていく
複数のシュラフを組み合わせて寝床を作ったりして、ずっとソワソワしていたのだけど、普段あまり飲むことのないお酒を飲んだせいなのか、眠りに落ちるまでそう時間はかからなかった

e0363490_22223639.jpg


道中にみた車の外気温計はマイナス14℃、朝起きるとシュラフから出ていた顔が感覚がなくなるくらい冷たくなっていたので、次回は何らかの対策をしようと思っている

島牧海岸を訪れるのは今期2度目、
今回は川には走らず、海雨釣りに没頭するつもりだ

実は今朝は2度寝してしまい、海岸に立ったのは9時近くだった
何処のポイントに立つかで明暗が別れたりもするので、早くもダメな雰囲気がぷんぷん漂っている自分がいる

ほぼ無風、波は凪、
レストハウス~赤灯のあたりでは、ポツポツと釣れているし、大鱒が2度3度ランドされているのを遠目に見た
私のロッドにもチャンスは巡ってきたのだけど、3度訪れたチャンスをことごとく物にすることが出来なかった
ここでは波がなくても濁りが多少でもあれば、魚は入ってくることを学ばせてもらった

e0363490_22461957.jpg


午後からは18番~生コン付近でロッドを振った
ボンズの文字が頭に浮かび始めた頃に、ボイルしている群れを見つける
釣れたのは40クラスが2匹だけだったけど、魚の感触に触れることもできたのが何よりだった

これからは釣りと車中泊がセットになりそうで、そうなると家族の白い目がますます白くなりそうでちょっと怖い気がしている



#10 typeⅡ


by kaki1225h | 2019-01-15 13:37 | Comments(4)

2019.1.4 道南へ

禁煙は成し遂げたと思っている
最後の1本に火をつけたあの日から、まもなく1年と半年が経とうとしている
コンビニの駐車スペースで何処かから煙草の煙が流れてきても心が揺れることもなくなったし、深夜のロングドライブでも口が寂しくは感じなくなった
経済効果に関しては、あるような無いような…よく分からないのが本当のところだ

そんなことを考えながらの道南へ旅路だった

e0363490_19312515.jpg

島牧海岸の駐車スペースに車を滑り込ませたのは、ちょうど夜が明けた頃だった
通称18番、
既にアングラー達がずらりと等間隔に並んでいる
自分はダービーに参加している訳でもないので混雑している島牧にこだわる必要はないのだけど、何故か毎々ここへ足を運んでしまう
数々の思い出がそうさせるのだと思う

ロッドを振ったのはアングラーが途切れる右端でだ
数投目で40クラスのアメマスをランド、
今年のファーストフィッシュとなった

サーフでの写真は苦手で、いつも魚が跳ねたり転がったりして砂だらけになってしまう
そうなる前にすばやく撮影するのがベストなのだろうけど、
綺麗に撮りたい気持ちと、早く海に戻してあげたい気持ちが入り交じって、ますます焦ってしまう
今回もやっぱり上手くは撮れなかった…

e0363490_19505105.jpg

島牧海岸では3時間ロッドを振ったけど、その後は反応はえられなかった
午後からはスイングの釣りがしたくて川へ移動

e0363490_19565882.jpg

お目当ての川は誰もおらず、貸し切り状態だった
流れが弱くてラインが思うようにスイングしなかったけど、リトリーブをおりまぜて、いい魚に出会うことができた

e0363490_20005560.jpg

枯れたイタドリだらけの雪深い河原を歩くのは本当に辛かったけど、この1匹で全て報われたような気がしている





by kaki1225h | 2019-01-04 20:51 | Comments(6)

2018.3.11 島牧.後半戦

久しぶりのロッドグリップの感触、ラインの重みを確かめながらキャスト、
少し力が入りすぎた窮屈なループが波間に消えていく


『今日こそは大きな海雨を釣る』
そんな思いが強ければ強いほど魚が逃げていくのが通例になっているので、今日は魚達に気合が入ってることを悟られないようポーカーフェイスでふるまおうと思う


e0363490_21230526.jpg



早朝の4時前に現地に入る
少し仮眠のつもりが起きたら8時半の大寝坊をしてしまう。何の為に早めに着いたのやら…

ファーストキャストは通称18番で。
そこからレストハウス下までの間をひたすらキャスト&ウォークするものの、反応は序盤の一度だけだった
その一度は、ライン越しにずしっと重みが伝わった直後に、鱒が暴れてフックが外れてしまった
ギラギラとした幅広の魚体がみえたからサクラだったのだろう
さわさわと南よりの風が流れてくる
ベタベタな凪の海からは生命感は感じられなく、早くも集中力がきれてしまいそうだ
時すでに遅しなのか、アングラー達が次々とあがっていく
中には袋に入れた魚を運んでる人もいたので、魚っ気はあったのだろう


e0363490_21300056.jpg



午後からは中の川の駐車スペースに車を滑り込ませた

コベチャナイ方面に向かって再びキャスト&ウォーク、
反応するがのらないこと数回、やっと1匹だけランドすることができた


e0363490_21314636.jpg



2月も中旬を過ぎると、スカッド系のフライで近場でバタバタと釣れた記憶があるが、それも昔の話で、今日も手厳しい島牧の釣りとなった
今冬は支笏湖や本流の釣りはお休みして、自由になる休日は全て島牧釣行に費やした
終日、体に鞭を打ってキャストとウォークを繰り返すものの、釣れるのはお子さまサイズばかりだ
さすがに心が折れてしまい、夕方まで粘ることは出来なかった

今シーズンもう1~2回は頑張ってみようかと思います。多分ですが…



by kaki1225h | 2018-03-11 21:59 | Comments(2)

2018.2.4 島牧海岸冬物語

煙草をやめたのが去年の夏。相変わらず禁煙は続けているけど、ふとした時にあの感覚が恋しく感じてしまう。
仕事でデスクワークが長びいた時だったり、フィールドへ向かって車を走らせている今だったり。
禁煙を決めたのは健康よりも金銭的な面が大きい。自分は煙草とコーヒーをセットで嗜むものだから、月の出費は2万円程になる。
そのお金で、かみさんや子供達に少しの贅沢を提供できればと思ってのことだ。たまに釣り道具の1つ2つくらいというニッチは、子猫が家にやってきて餌代やら猫グッズで埋ってしまったっけ。
年期の入ってきた何時もの釣り道具が、今日も明日も来年も行動を共にするのは間違いのなさそうところだ

そんなことを考えながら黒松内から島牧に抜ける峠にさしかかる。
予報通りの吹雪。数年前に吹雪に視界を遮られ、雪山に突っ込んだことを思い出す。時々視界がゼロになったり、急に現れる吹きだまりをかわしながら、恐る恐る走るものの、峠の頂上付近で除雪作業の方にこの先は通行不能だと聞かされる。泣く泣く来た道を戻るという非効率な1日がスタートした


e0363490_19261818.jpg



朝からロッドを振ったレストハウス下は終始無反応、
移動先のコベチャ~中の川は、車を止めるスペースが見つからなかった。
太平のワンドを端から端まで歩き、最後は18番で力尽きた
釣れた魚は小さなホッケだけだ。
魚も野菜も値段が高くて…そんなかみさんの言葉を思い出してキープしようか迷ったけど、こんな小さな魚を4人家族でどう分けるのだと怒られそうな気がして、ホッケ君には丁重にお帰りいただいた。


e0363490_19372134.jpg



相変わらず大きな海雨に出会えないまま日々が過ぎていくけど、
島牧海岸冬物語は、まだまだ続きそうな気がしている


by kaki1225h | 2018-02-04 20:30 | Comments(4)

2018.1.14 島牧.苦行8時間

また島牧でロッドを振っている

苦手な冬道も苦にならなくなってきたし、足がつることもなくなった。
どうやら体が冬の釣りに順応したらしい。
思えば、順応しないまま冬を終えてしまったことが何回あっただろうか…

今季は早くも3戦目、
釣りへの情熱が再燃している今日この頃だ。


e0363490_20513259.jpg



最近はプラス気温の日ばかり選んで釣行してたものだから、今日のような終日氷点下だと指先の痺れがいっそう早くおとずれる
指先の微妙な感覚は、キャストにもリトリーブにも必用なので、限界まで生指でがんばってみよう

通称レスト下。夜明けからロッドを振り、全くの無反応のまま正午のサイレンを聞く

午後からは千走のサーフへ
小さなボイルに期待を膨らませたり、2度の小さなアタリに熱くなったりして3時間を費やした。
ロッドを畳んだ頃には疲労困憊だ

そこそこの鱒が釣れてくれれば一段落つけれるのだけど、あまりに反応がないとついついリベンジ魂に火がついてしまう
終わりなき島牧通いが続きそうな気がしていて、月のガソリン代が怖くってしょうがない


by kaki1225h | 2018-01-14 21:59 | Comments(6)

2018.1.8 島牧海岸.2回戦目

雪道をヒヤヒヤしながら運転して、厳寒の海でロッドを振る…そんな気力も体力も削られるような釣行に情熱を注いでいたのは30代の前半の頃までだった

長い連休の最終日、重い腰をあげて辿り着いた島牧海岸の海雨釣りは今季2回戦目となる
ワンシーズンに2回も島牧を訪れたのだから、それだけでもう十分に頑張った気がしている自分が少し情けない


e0363490_14450854.jpg



どんより曇った早朝の島牧海岸ライン
南よりの風が右後ろからさわさわと流れてくる。
終始気温はプラス。ポツポツとジャケットに当たるのは季節外れの雨だ

道の駅に車を止め、千走漁港の横までを行ったり来たり。時折、ラインにテンションがかかる良さげなポイントを見つけては粘ってみたけど、何の反応も拾うことは出来なかった
夜明けからロッドを振り、4時間が過ぎた
長い長い無反応タイムが集中力を奪っていく。
今日は昼までの釣り、とにかく1匹釣りたい時のコベチャナイや、抑えの切り札である中の川へ移動するにはもう時間がない。
ボンズの覚悟が固まった11時すぎ、殺気が消えたのが幸いしたのか、待ちに待った感触が左手に伝わってきた


e0363490_15132632.jpg



さほど大きくもない雨鱒だったけど、これで帰りの足取りが少しだけ軽くなった気がする
年々難易度があがっていく、そんな印象の島牧海岸がバックミラーの中で白く霞んでいった


by kaki1225h | 2018-01-09 21:40 | Comments(6)

2018.1.1 フィールドで過ごした元旦

元旦。1年の始まりを島牧海岸で過ごした
穏やかな波間を季節外れの雨がパラパラと叩いている

通称生コン裏、70を釣った思い出の場所だったけど、ここ数年は泣かず飛ばず…
気のせいか砂浜が少し狭くなったような気がして、フライを振るにはバックスペースが心許ない。
チッと音がした時には背後のテトラにフライがあたっているようで、フックが折れていたり、フライがなくなっていたりするものだから、早くもフライの弾数が心配になってしまう。
このポイントで3時間を費やしたけど、魚の気配を感じることができなかった


e0363490_19522090.jpg



慣れない砂浜を歩いたものだから、早くも足がもつれている
元旦からボロボロになるまでロッドを振ることもない…そんな気持ちと、初釣りなのだからボンズだけは回避しなきゃの気持ちが戦っている
Facebookの『いま何してる』に現状を投稿すると、数件の激励のお言葉を頂いていて、1匹釣れるまで頑張るのだと踏ん切りをつけることができた


e0363490_20374029.jpg



大きく場所移動して気持ちをリセット。中の川からコベチャに向かって投げては歩いてを繰り返した
ここもベッタリとした凪だったけど、他より波が高い場所、そんなポイントでラインの先に微かな生命感を拾った


e0363490_20425959.jpg


限られた範囲で散発的に反応があった。30~40㎝のイワナサイズが6匹、
フッキングが甘くて逃げていった鱒も数匹いたけど、中にはずっしり重い感触もあった。ここ一帯では大型の鱒を釣ったことがないので、あくまであてにならない感触の話だ


e0363490_21395358.jpg



食べて飲んで寝るのが正しいお正月の過ごし方だと思っている
その元旦に波にもまれてロッドを振り回している自分が可笑しくてしょうがなかった。顔に波しぶきがかかる度にナニヤッテンダ俺と思いフフッと笑っていたけど、近くにいた方々、見て見ぬふりして頂いてありがとうございました(笑)



今年も宜しくお願い致します!


by kaki1225h | 2018-01-01 22:31 | Comments(6)

2017.3.11 道南.穏やかな午後

いつもの峠道。いつも通り過ぎている景色も、夜も明けきらない時間に走る自分には真新しく目に映る。トンネルを抜け、下りに差し掛かると眼下には青い海。ついついアクセルを踏む足に力が入ってしまう。
e0363490_21563137.jpg

久し振りの釣りは道南へ。がっつり寝坊し、島牧の海岸に車を寄せたのは11時過ぎだった。定番ポイントで空振りが続いていたこともあり、普段は入らない中の川へ。ここは初めて海雨を釣った懐かしい場所、かれこれ20年も前のことだ。
e0363490_22094182.jpg

弱い向風がたまに吹く程度なのに、久し振りのキャストについつい余計な力が入る。不安のある右肘はどこまでもつか不安でいるのだけど、数回反応があったりすると更に余計な力が加わってしまう。どうやら小さな川の流れ出しに雨鱒がたまっているようだ。2~3回反応があり1匹釣れる、そんなペースで穏やかな午後が過ぎていった
e0363490_22261493.jpg

10匹程をリリース、サイズは小型が主体、大きくても45位までだった。大きな鱒を釣りたい一心でもう1ヶ所。道の駅に車を滑り込ませ、夕暮れ前までロッドを振る。足腰に違和感を感じ、右手の握力も怪しくなってきた。40クラスを1匹リリースしたところでロッドをたたむ。帰りの運転中に脚がつらないことを切に願いながら…。

by kaki1225h | 2017-03-11 21:51 | Comments(4)

2017.2.5 島牧海岸にて

寄せては返す波のその向こうへ何度キャストしただろうか。道南・島牧海岸の海雨釣りは泣かず飛ばず、2時間が過ぎたところで集中力が切れた。私は歩く釣り、離れてキャストしていた友人は、ここだと決めた場所でひたすら粘る釣り。聞けば既に1匹目を手にしており、反応もあるという。波の立ち方からボトムの地形を読んで釣り座を構えたようで、私が感覚派なら彼は理論派ということになるのだろう。
e0363490_17421019.jpg

右後ろからの微風がラインをストレスなく運んでくれる。天気は快晴。2つのポイントでロッドを振り、午後の早めには帰路につく。遠い記憶では7~8匹は釣れるのが島牧の海雨釣りだったと思う。それが今は1匹釣れるかどうか…。毎週のように島牧海岸へ車を走らせていたあの頃の体力はもう衰えてしまったけれど、釣りへの情熱だけは冷めずに持ち続けていたい。友の車に揺られながら、そんなことを考えていた

by kaki1225h | 2017-02-04 13:25 | Comments(4)