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北海道のフライフィッシング釣行記を紹介します
2018年 03月 11日 久しぶりのロッドグリップの感触、ラインの重みを確かめながらキャスト、少し力が入りすぎた窮屈なループが波間に消えていく『今日こそは大きな海雨を釣る』そんな思いが強ければ強いほど魚が逃げていくのが通例になっているので、今日は魚達に気合が入ってることを悟られないようポーカーフェイスでふるまおうと思う早朝の4時前に現地に入る少し仮眠のつもりが起きたら8時半の大寝坊をしてしまう。何の為に早めに着いたの...
2018年 02月 04日 煙草をやめたのが去年の夏。相変わらず禁煙は続けているけど、ふとした時にあの感覚が恋しく感じてしまう。仕事でデスクワークが長びいた時だったり、フィールドへ向かって車を走らせている今だったり。禁煙を決めたのは健康よりも金銭的な面が大きい。自分は煙草とコーヒーをセットで嗜むものだから、月の出費は2万円程になる。そのお金で、かみさんや子供達に少しの贅沢を提供できればと思ってのことだ。たまに釣り道具の...
2018年 01月 14日 また島牧でロッドを振っている苦手な冬道も苦にならなくなってきたし、足がつることもなくなった。どうやら体が冬の釣りに順応したらしい。思えば、順応しないまま冬を終えてしまったことが何回あっただろうか…今季は早くも3戦目、釣りへの情熱が再燃している今日この頃だ。最近はプラス気温の日ばかり選んで釣行してたものだから、今日のような終日氷点下だと指先の痺れがいっそう早くおとずれる指先の微妙な感覚は、キャ...
2018年 01月 09日 雪道をヒヤヒヤしながら運転して、厳寒の海でロッドを振る…そんな気力も体力も削られるような釣行に情熱を注いでいたのは30代の前半の頃までだった長い連休の最終日、重い腰をあげて辿り着いた島牧海岸の海雨釣りは今季2回戦目となるワンシーズンに2回も島牧を訪れたのだから、それだけでもう十分に頑張った気がしている自分が少し情けないどんより曇った早朝の島牧海岸ライン南よりの風が右後ろからさわさわと流れてく...
2018年 01月 01日 元旦。1年の始まりを島牧海岸で過ごした穏やかな波間を季節外れの雨がパラパラと叩いている通称生コン裏、70を釣った思い出の場所だったけど、ここ数年は泣かず飛ばず…気のせいか砂浜が少し狭くなったような気がして、フライを振るにはバックスペースが心許ない。チッと音がした時には背後のテトラにフライがあたっているようで、フックが折れていたり、フライがなくなっていたりするものだから、早くもフライの弾数が心...
2017年 11月 26日 湖は白く霞んでいたもう何連敗してるのかも分からないほど、負けがこんでいる支笏湖の釣り、結果からいうと今回もノーフィッシュだ反応はあるもののキャッチができない、そんな支笏湖戦線が長く続いている後半戦になって初めて美笛エリアを訪れてみたゲートの前に車を止め、雪に覆われた道を歩いた杭のポイント、例年後半戦に何度か鱒を釣っている場所だここで8時半から6時間ロッドを振った風は右から吹いたり左から吹いた...
2017年 11月 12日 支笏湖の貴重な貴重な1匹に逃げられる、そんな釣りが続いてるものだから、他のフィールドへシフトができずにやきもきもしている本流の雨鱒をスイングで釣るシーズンがやってきたけど、今週末も支笏湖だリセットとかリニューアルなんて言葉が好きなほうだけど、『釣るまで帰らない』の気持ちは、毎回毎回新調しすぎて、もうたいして効用もなくなってきている。風向きや地形よりも、釣れるジンクスだとか心構えを考えてるくら...
2017年 11月 05日 釣りができるのは2時間だけ僅かな時間の為に車を走らせることはない、そう思いとどまる気持ちを振り払って家を出たのは午後の1時過ぎだった今日行かなければ次は1週間後、それだって確かじゃあない。とにかくフィールドに立ってロッドを振る、それが健全な生活をおくるうえでの精神安定剤となっている今日この頃だ予報では北西からの強めの風、頭の中の支笏湖地図に風向きの矢印を描いたけども今日は時間との戦いだ、少し...
2017年 10月 29日 またやってしまった秋深まる支笏湖へ。今日も懲りずに南岸だ。前回はリトリーブが惰性になった頃の不意討ちでバラシ、その後の放心状態時にまたバラシ…全くの無反応ならいつも通りだと諦めもつくのだけど、いまだに左手が覚えている、鱒の感触を、あの重量感を…恒例となっている道東の雨鱒釣りはキャンセルして、前回と同じ斜面を降りていった今回は序盤だったリールからラインを引き出し、ワンキャストごとに少しづつ距離...
2017年 10月 14日 波がでてきたのは午後になってからだった支笏湖南岸。数ヵ所でライズを見かけては、長い時間を費やしたブレイクラインの少し沖でヌッと背中をだしたり、フライの周りをグルグルまわったり…♯6のフローティングラインにティペットは4X、あらゆるフライでライズに挑んだもし自分が鱒だったら、臭いがきつくて水面でモジモジしているカメムシだけには決してライズはしないのだけど、ひとつ、またひとつと湖面のカメムシは消...
2017年 10月 09日 良い行いをすれば良い報いがあり、悪い行いをすれば悪い報いがある、そんな因果応報という諺を信じている誰もが嫌がる仕事は率先してやった家では出来る限りの家事をやったゴミ拾いもしたし、禁煙は続けている支笏湖に挑む時には、あらゆるジンクスだとか、些細なことも気にかけてトライするのだけど、力が入りすぎれば肩を透かされ、気を弛めると思わぬ不意討ちにあったりして、敗北ばかり重ねているいつもの南岸に立ったの...
2017年 09月 26日 昔、通った懐かしいフィールド、今年の夏は、そんな川へ車を走らせる週末が多かったように思う川の変貌にがっかりすることもあれば、あの時のままの流れが目の前に広がっていることもある9月も終盤にさしかかる頃、山あいの町でひんやりとした朝を肌で感じていた10年以上もご無沙汰していた渓流に一歩踏み入ると、若かれし頃のドキドキ感が甦ってきて、体まで若くなったような気がした見通しの悪い林道のカーブを曲がると...
2017年 09月 17日 先週の釣りは二人揃ってボンズ、アタリもカスリもなしの完敗だった。これはリベンジしなきゃダメだろうと、今週も北へと車を走らせた今度の相手は虹鱒、オホーツク・樺太のカタキを本流ニジで…の考えだ結果から言うと今回も二人揃ってボンズ、これで2週連続だ。ボンズにもいろいろあると思うけど、本当に全く何もないパーフェクトなボンズだった濁りは釣りになるレベルなのか…ギリギリまで行先に迷った川の色は薄い茶色、...
2017年 09月 10日 道北を目指して走る友人の車、その助手席で揺られながら、煙草の誘惑と戦っていた禁煙を決意して今日で6日目、口が寂しくてしょうがない見聞きした話では、禁煙初期には強烈な眠気、情緒不安定、風邪のような症状が訪れるようだ。寸分違わず全て体感した。今まで気になっていた息切れがしなくなり、次いで味覚・嗅覚が冴えてくるのも噂通りだった。朝の寝起きが良くなるとも聞いたけど、あまりに早すぎる時間に目が覚めてし...
2017年 08月 15日 シングルスペイで丁寧に探るか、ダブルハンドで広く探るか、大いに迷った尻別川、蘭越付近の流れに立ち込んだのはAM5時。選択したのは♯10のダブルハンドロッドに600grのスカジットライン、豪快にいこういつもの岩がゴツゴツのランを、いつものようにつまずきながら、いつものスタイルで流していく何事もおきないのまでいつも通りだ毎回つまずく岸際の岩に対しては、今回は踏み越す気持ちで望んだけど、思ってた以...