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2017.9.23  思い出の川

昔、通った懐かしいフィールド、
今年の夏は、そんな川へ車を走らせる週末が多かったように思う
川の変貌にがっかりすることもあれば、あの時のままの流れが目の前に広がっていることもある


9月も終盤にさしかかる頃、
山あいの町でひんやりとした朝を肌で感じていた
10年以上もご無沙汰していた渓流に一歩踏み入ると、若かれし頃のドキドキ感が甦ってきて、体まで若くなったような気がした


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見通しの悪い林道のカーブを曲がると、古びた橋が現れる
少し錆びた赤い欄干を見ると、この川に来たんだなぁと 高揚感をおぼえた
当時は虹鱒の40がどうしても釣れなくて、あちこちの川に顔を出したものだった
この川もそのひとつ、降雨後の濁りの中で、待望の虹鱒と出会ったのを今でも鮮明に覚えている
橋の中央には熊の糞、あまりにもど真ん中に鎮座しているものだから、なにか警告のような意味合いを感じたけど、足は止めなかった
この川の今を確めたい気持ちでいっぱいだったのだと思う


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橋から川までの斜面はかなりの落差、降りていくルートは昔のままだ、慎重に慎重に歩を進めた
思った以上に濁りが強い。少しだけ歩き、少しだけロッドを振った

正直言うと橋の上に立った時には、水の色を見て釣りは無理だと分かっていた
この川に辿り着くまでの峠道や山間の町にある小さな商店はあの頃のままだったし、確かめるようにロッドも数回振ったし…
思い出の川が、遠い思い出の川になり、そしてたぶん今回が最後かも
もしまた来ることがあったなら、その時は紅葉の時期にでも、そっと訪れてみようと思っている



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by kaki1225h | 2017-09-26 20:40 | Comments(4)

2017.9.17 パーフェクト

先週の釣りは二人揃ってボンズ、アタリもカスリもなしの完敗だった。
これはリベンジしなきゃダメだろうと、今週も北へと車を走らせた

今度の相手は虹鱒、
オホーツク・樺太のカタキを本流ニジで…の考えだ
結果から言うと今回も二人揃ってボンズ、これで2週連続だ。
ボンズにもいろいろあると思うけど、本当に全く何もないパーフェクトなボンズだった


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濁りは釣りになるレベルなのか…ギリギリまで行先に迷った

川の色は薄い茶色、ネットでみた川の防災情報では濁度10
この数値が釣れるのか、釣れないのかは、分からない。
これまでの渇水を考えるとプラス要因になると信じて、
投げて流すを繰り返した


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友人にとっては初めての天塩川、
できればいつもの澄んだ流れを見てほしかったし、
願わくは彼のロッドだけでも曲がってほしい、
終始そんな思いだった


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4ヶ所目は新規ポイント、
次回の為に開拓しとこうと、疲れた体にむちを打ってロッドを振った
ずっと下流に小さく見えるくらいまで下っていった友人には敬意を払いたい
一方、自分は集中力が切れてザリガニ探して遊んでいたのは、友人には内緒だ


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帰りの道程は、朱鞠内、オホーツク、天塩に行き来する道だ。この帰りの車内は反省会となる確率がかなり高い。
2週連続でアタリもカスリもなしのボンズ、
これはリベンジしなけゃダメだろうと言ったところで、出発前と同じ会話だと気がついた
この流れは…いやいや3週連続ボンズなんてことは、ないだろうと思っている。




スカジットマックスF.600gr
68.12
10



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by kaki1225h | 2017-09-17 23:20 | Comments(4)

2017.9.10 オホーツク.この場所で

道北を目指して走る友人の車、
その助手席で揺られながら、煙草の誘惑と戦っていた

禁煙を決意して今日で6日目、口が寂しくてしょうがない

見聞きした話では、禁煙初期には強烈な眠気、情緒不安定、風邪のような症状が訪れるようだ。
寸分違わず全て体感した。

今まで気になっていた息切れがしなくなり、次いで味覚・嗅覚が冴えてくるのも噂通りだった。

朝の寝起きが良くなるとも聞いたけど、あまりに早すぎる時間に目が覚めてしまって、これには少し困っている。

釣りの合間の一服は捨てがたいけど、バラシやミスの回数は減るような気がしている。
よく会社での昼食時に、カップ麺にお湯を入れると客が来たり電話が鳴ったりすることがあるのだけど、
釣りの最中でも煙草に火をつけてると、ゴボッとフライに出たり、スルスルとラインを持っていかれたり…そんなことは今後は無くなるだろうと思う



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早朝。オホーツク海岸に辿り着く
雄武町の海岸線は人もまばらで、鱒の姿も閑散としたものだった
澄んだ大気に、ひんやりとした質感を感じる。
今シーズン最初で最後のカラフト狙いだ

好きな釣りのひとつであるカラフト釣りは、相性が悪いのか毎シーズン寂しい釣果となっている。
そして、やっぱり今回も…

ふたつの小河川の流れ込みでロッドを振るも、午前の早めの時間には期待が諦めに変わっていた

川の下流域にたくさんの鱒達の姿を見かけたから、少し来るのが遅かったのかも…
だけど考えてみれば、毎回決まり文句のように、来るのが早すぎたとか、遅すぎたとか言ってるので、気ままにふらっと訪れるスタイルでは分が悪すぎるのだと、つくづく思う



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来シーズンはもっと北へ、もっと大きな河口へ…
そんな課題を毎回持って帰るのだけど、なぜか毎年同じ場所に来てしまう。
きっと、ここの風景が好きなんだと思うし、そんな場所でロッドを振ることこそが、幸せなんだろうと思っている

来年の夏もこの場所に立ち、この景色を見て、そして何かを思うだろう


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by kaki1225h | 2017-09-10 18:19 | Comments(2)