2016.1.2 支笏湖.雪辱戦

南岸の斜面を下りると、雪がしんしんと降り落ちていた

1月、支笏湖に立つことは殆んどない季節だ

駐車スペースの確保もままならず、全てが凍りつく厳寒の湖岸

偶然なのか今日は1月2日…
過去、1月の支笏湖に挑み、鱒をかけたのは2回。
どちらも1月2日のことだった
そして、ことごとく逃げられている



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左前方からの風。珍しくプラス気温に恵まれた

シングルロッドにスカジットライン、ブレイクの鱒を狙っていこう

いつも通り何の反応もない辛抱の時間が続く。
釣りが単調になってくると、奥へ奥へと歩き場所を変えることで集中力をつないだ

14時をまわったあたりから風が強まってきた

チャンスはくる。
それだけを信じてロッドを振り続けた



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15時。風は立ってられないほどの暴風となり、湖畔には冬の日本海のような高波が押し寄せた

気がつけば足下が茶色く濁っている

まともにキャストなど出来やしない。
前に投げたラインが左からの風に煽られ右横に着水。
ダメだこりゃと呟きながら波にさらわれるラインをたぐり寄せる。
もはやリトリーブと呼べる動作ではなかった

ラインが重い。違和感を感じると同時に、ロッドがグングンと引き込まれる

一気に心拍数が跳ねあがった。なかなかの重量感に胸が高鳴る

バレないでくれと弱気になったのが悪かったのか、生命感はフッと波の中に消えていった
 
立ち尽くす釣り師は思う

2日はもうやめておこう と。





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by kaki1225h | 2016-01-02 22:27
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