2011.5.18 山上湖の釣り

車は徐々に標高を上げてゆく
荒れた道にヒヤヒヤしながらだ

車で入れるのはここまでだ

大きな期待をのせたロッドを担ぐと、2人の釣り師は木々に囲まれた小道を足早に歩いていった

すっかり雪代が治まった小さな山上湖がその姿を現す


十分に落ち着いているつもりだった
だが神秘的なクリアーな湖水を目前にし、ラインをなかなかガイドに通せない自分には苦笑するしかなかった


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ひとつのフライで釣れる鱒は2匹までだった

最初に結んだのは#6のストリーマー。2匹をリリースし、反応が悪くなるとカラーを変えればまた釣れてくる。
それも見切られるとサイズを落とし、カラーを変える…

やはりヒットしてくるのはきっちり2匹までだ

頬の黄色が鮮やかな大きな雨鱒達が、2本のロッドを絞り続けた


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心ゆくまで鱒を釣ったのは久し振りだった
友は私の倍近く鱒とのやり取りを楽しんだようだ
昼をまわった頃には、数少ないフライバリエーションが底をついていた

もう十分だ

すっかり気持ちの満たされた2人の釣り師は、山上湖を後にした
この時間に帰路に着けば、夕方までには家に着くだろう…

だが、山を下りた辺りの小さな漁港では、夕暮れまで海雨釣りに没頭する2人の釣り師の姿があったという




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by kaki1225h | 2011-05-18 23:31
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