2011.6.15 支笏湖.初夏

湖水に落ちた蝉がジジジと水面を騒がせ、幾重にも波紋が広がっていく…

6月中旬の支笏湖、鏡のような湖面だった



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たとえ暗い雲に空が覆われようと蝉の声だけは終始途切れることは無かった

シルク色のフローティングラインが、小さなライズが繰り返される湖水へ溶け込んでいく

ボックスに鎮座するのは思い思いのシケーダパターン、それぞれに希望と言う名のマテリアルが施されている
湖水を揺らすほどの波がでてきた15:00頃に結んだのは、ウイングのシルエットにこだわったパターンだった

目前10mにも満たないかけ上がりへワンキャストでフライを送り込む…
大きく上下に揺れる水面に目を凝らすと、波の隙間から鱒が頭を出したのが確かに見えた
ロッドを立てるとほんの一瞬の重量感だけを残し、ラインはテンションは失った
目前では大きな鱒が全身を出し、バシャン、ゴボッと水面で暴れている

もう外れてるよ

力強い春蝉達の鳴き声の中で、蚊の鳴くような声でそう呟くしかなかった



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by kaki1225h | 2011-06-15 22:02
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