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2017.3.11 道南.穏やかな午後

いつもの峠道。いつも通り過ぎている景色も、夜も明けきらない時間に走る自分には真新しく目に映る。トンネルを抜け、下りに差し掛かると眼下には青い海。ついついアクセルを踏む足に力が入ってしまう。
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久し振りの釣りは道南へ。がっつり寝坊し、島牧の海岸に車を寄せたのは11時過ぎだった。定番ポイントで空振りが続いていたこともあり、普段は入らない中の川へ。ここは初めて海雨を釣った懐かしい場所、かれこれ20年も前のことだ。
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弱い向風がたまに吹く程度なのに、久し振りのキャストについつい余計な力が入る。不安のある右肘はどこまでもつか不安でいるのだけど、数回反応があったりすると更に余計な力が加わってしまう。どうやら小さな川の流れ出しに雨鱒がたまっているようだ。2~3回反応があり1匹釣れる、そんなペースで穏やかな午後が過ぎていった
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10匹程をリリース、サイズは小型が主体、大きくても45位までだった。大きな鱒を釣りたい一心でもう1ヶ所。道の駅に車を滑り込ませ、夕暮れ前までロッドを振る。足腰に違和感を感じ、右手の握力も怪しくなってきた。40クラスを1匹リリースしたところでロッドをたたむ。帰りの運転中に脚がつらないことを切に願いながら…。

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by kaki1225h | 2017-03-11 21:51 | Comments(4)

2017.2.5 島牧海岸にて

寄せては返す波のその向こうへ何度キャストしただろうか。道南・島牧海岸の海雨釣りは泣かず飛ばず、2時間が過ぎたところで集中力が切れた。私は歩く釣り、離れてキャストしていた友人は、ここだと決めた場所でひたすら粘る釣り。聞けば既に1匹目を手にしており、反応もあるという。波の立ち方からボトムの地形を読んで釣り座を構えたようで、私が感覚派なら彼は理論派ということになるのだろう。
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右後ろからの微風がラインをストレスなく運んでくれる。天気は快晴。2つのポイントでロッドを振り、午後の早めには帰路につく。遠い記憶では7~8匹は釣れるのが島牧の海雨釣りだったと思う。それが今は1匹釣れるかどうか…。毎週のように島牧海岸へ車を走らせていたあの頃の体力はもう衰えてしまったけれど、釣りへの情熱だけは冷めずに持ち続けていたい。友の車に揺られながら、そんなことを考えていた

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by kaki1225h | 2017-02-04 13:25 | Comments(4)

2017.1.1~2 道南ひとり旅

年末、かみさんの実家へ泊まりにいく子供達に声をかけた。『ゆっくりしておいで。ゆっくりでいいよ、ゆっくりで』
あわただしく旅の準備にとりかかる。道南へのショートトリップ、気のゆくままの1人旅だ
元旦の朝を道南の小さな漁港で迎えた。いつもの斜路、いつものように向風、反応があるのにのらないのもいつも通り。かろうじて小さな雨鱒が1匹だけ釣れてくれた。ボンズも覚悟してただけに、小さくても嬉しい今年のファーストフィッシュ

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午後には本流へ。下流から吹き抜けていく風が水面を波立たせている。こんな時は思うようにラインが流れていかなくて困ってしまう。スイングが弱くリトリーブをおり混ぜての釣り、2つのランを釣り下ったが生命感は感じられなかった

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今夜の宿は車の中。島牧の道の駅へ向かうとしよう。通り過ぎた幾つかの町はコンビニ以外の店は全て閉まっていて、辺境の地にトリップしたような妙な不安感を楽しんだりもした。そして音のない夜は、何もする事がない贅沢な時間がゆっくりと過ぎていった

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島牧界隈を歩いた2日目。聞いた話では早朝にプライムタイムが訪れたようだ。その時間にがっつり眠っていた釣り師にはチャンスは一度も巡ってこなかった。程好い波風だっただけに悔やまれる日だった。だけど気ままなひとり旅なのだから、こんな1日の過ごし方もいいのかもしれない…暮れゆく空を見ながらそんなことを思っていた

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by kaki1225h | 2017-01-02 02:28 | Comments(6)

2016.5.1 気の向くままに

ゴールデンウィーク
この時期の引出しの少ない僕らには毎々微妙な釣りの旅となっている

例年、西へ東へとフィールドを彷徨い、ドライブだけで終わった年もあった

今日は久しぶりの友との釣りだ。気ままにいこう




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山上のダム湖
木々が覆い被さる悪路を新車で走った報いはなかった




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桜鱒はいるのだろうか

ルアー師達に混じってフライロッドを振ったサーフ

出迎えたのは海雨と呼ぶにはあまりに小さいイワナ君だった

友のロッドにはグッドサイズの海雨。お見事です!

そんな気ままな釣りの旅も悪くなかった



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by kaki1225h | 2016-05-01 23:43

2015.8.1 道東サーフ.片想い

波高は行ってみなければ分からない

濁りは釣りになるレベルなのか

道東サーフへの釣行はフライ師にとってハイリスクな遠征だと思う

それでも遠距離を走る

夏の海雨を釣りたい一心で



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あちこちをうろうろと見て歩き、腰を据えたのは音別海岸

サーフにはズラリとアングラー達が並ぶ

9割がルアー、フライは1割。いや1人だけだった

易くはないがフライは振れそうな波高、濁りはいつも通りのやや茶色

序盤に波打ち際でヒットするもランドできず。その後は沈黙が続いた

聞けばベテランのルアー師さんが1匹、それ以外は沈黙の様子

珍しくフィールドコンディションは良好なのだが、肝心の海雨はどこへいったのだろう

海岸線を行ったり来たりのイルカに追い払われてしまったのだろうか

恋焦がれた道東夏の海雨、今回も遭えず終いだった




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by kaki1225h | 2015-08-01 23:05

2015.3.29 島牧.鮭稚魚の釣り

島牧 AM6:00。 お目当ての河口域は既に満員だった

河口から少し離れ海雨を狙う

この時期になるとよく耳にする鮭稚魚へのボイル…そんな釣りを今日は経験できるのだろうか



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流れ込みでは数回ヒットがあり、大型もでたようだ

いつものように私のフライには鱒達はかすりもしない

射程内でボイルらしきものが数回確認できる、海雨はいる。スレている ということなのか…

リトリーブの釣りに見切りをつけ、フローティングラインを持ち出した

阿寒湖用のワカサギドライを結び、凪の水面に漂わし時を待った


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張らず緩まずのリトリーブにドンとのった海雨は50、一応は鮭稚魚の釣りといえるだろう

その後、数回キャストしたところで車に残してきた子供達が呼びに来た。釣りの時間は終わりのようだ

まだまだこれからというところだが、納得の1本ということで終わりとしよう




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by kaki1225h | 2015-03-29 23:47

2014.8.17 道東サーフの岩魚釣り

ロッドさえ振れれば釣れる…道東サーフ海雨釣りのイメージだ

そんな過去のイメージがボロボロと崩れた今シーズンの道東の釣り

タイミングなのか、潮まわりなのか、雨鱒達は何処に行ってしまったのだろうか


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テンションのかからないリトリーブ

砕ける波でラインはぐちゃぐちゃだ

まともにキャスト&リトリーブできた回数は多くはなかった

そんな状況でも、魚影の濃さが釣りを成立させてくれるのが道東サーフの懐の深さだったはず…

目前の海岸線に過去の面影は微塵も感じらない

たまにフライを喰わえるのは小振りな海雨ばかりだった。
サイズでいうと岩魚だろう

いるべきところに鱒がいない近年の雨鱒釣り…

釣り師は、数匹の岩魚を丁寧に丁寧にリリースするのだった




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by kaki1225h | 2014-08-17 23:49

2012.7.25 道東海雨ライン

車を降りるとドド~ンと波の音が重たく鳴り響いていた

霧の立ちこめる道東の海岸線

波高は予報では1m、だが目前の海面はうねりを伴った波が大きく上下に揺れていたのだった



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波足が長い。沖の大きく盛り上がった海面に注意しながらタイミングを伺った

引き波時になるべく前に出てのキャスト

後退りしながらのリトリーブにラインのテンションを感じると、ズンと重みが伝わる

音別界隈の海岸線らしく、雨鱒達の密度は濃く何度も何度もロッドが絞り込まれた



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ほとんどの鱒達が40台、なかには渓流の岩魚サイズも混じったこの日、波におののきフルキャストが出来ず、また大型の雨鱒には出会えなかったこと心残りだった

短い夏のシーズン、願わくばもう1度この地に。

その時には、もう少しだけ波が穏やかであってほしいと願う

肩も腕も動かない釣り師は、朝の一時だけで力尽きたのだった








comments 💬

≫ By かきさん
08-02 00:27
ebiさん、こんばんは
お返事が遅れすいません、東京出張中でした。
フライで挑む道東サーフは波次第ですね。予報は1mでも現地に着いてみないと分かりません
確かに波足が長く引き波が強烈でキャストに専念出来ないことが多いです。ただフライが届く範囲でボイルしてましたので何とか楽しめましたよ。
過去、4時間走って高波で釣り出来ずが3回ありますので一か八かのフィールドです(笑)
機会がありましたらebiさんも是非!

≫ By ebi
07-31 21:14
御無沙汰しております。
もう道東海アメのシーズンですね~
自分も一度行った事があるのですが、
波足の長さにビビッて、全然釣りになりませんでした(笑)



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by kaki1225h | 2012-07-25 23:15

2012.3.14 目覚め

長い眠りから覚めたような感触だった


数ヶ月振りとなるロッドグリップの質感を握りしめ、海岸線に目を凝らした

春を思わせる穏やかな砂浜は雪も僅かで、遠目に数人のアングラーが確認できるだけだった

江の島海岸の海アメ釣りは旬を過ぎたのだろうか

誰もいない目前の砂浜に降り立ち、錆びついてしまったぎこちないスタンスのキャスト。
すっかり出遅れた今シーズンの釣りがスタートした。


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澄んだ波間からは一向に生命感は伝わってこない

釣り開始が10時すぎと遅すぎたのかもしれないが、長いブランクを考えると無理は禁物だ。既に体のあちこちが自分の意志通りに動いてくれていないのだから…

青空が広がった昼過ぎ、大きな背中を見せるボイルが1度だけおこった
本日唯一のチャンスだった
苦手なテトラ上にポジションをとり波を浴びながらキャストを続けた


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ボイルした鱒よりひとまわり小さい海アメは50cm、今シーズンの初物だ

波間に消えていく鱒を見送るとロッドを畳んだ
1匹だけで釣りを終わらせることが出来るようになったのは、価値観の変化なのだろか

おそらくまた長いブランクがあるのだろう

その先にはフィールドが待っている。四季の移ろいの中で



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by kaki1225h | 2012-03-14 22:13

2011.5.18 山上湖の釣り

車は徐々に標高を上げてゆく
荒れた道にヒヤヒヤしながらだ

車で入れるのはここまでだ

大きな期待をのせたロッドを担ぐと、2人の釣り師は木々に囲まれた小道を足早に歩いていった

すっかり雪代が治まった小さな山上湖がその姿を現す


十分に落ち着いているつもりだった
だが神秘的なクリアーな湖水を目前にし、ラインをなかなかガイドに通せない自分には苦笑するしかなかった


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ひとつのフライで釣れる鱒は2匹までだった

最初に結んだのは#6のストリーマー。2匹をリリースし、反応が悪くなるとカラーを変えればまた釣れてくる。
それも見切られるとサイズを落とし、カラーを変える…

やはりヒットしてくるのはきっちり2匹までだ

頬の黄色が鮮やかな大きな雨鱒達が、2本のロッドを絞り続けた


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心ゆくまで鱒を釣ったのは久し振りだった
友は私の倍近く鱒とのやり取りを楽しんだようだ
昼をまわった頃には、数少ないフライバリエーションが底をついていた

もう十分だ

すっかり気持ちの満たされた2人の釣り師は、山上湖を後にした
この時間に帰路に着けば、夕方までには家に着くだろう…

だが、山を下りた辺りの小さな漁港では、夕暮れまで海雨釣りに没頭する2人の釣り師の姿があったという




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by kaki1225h | 2011-05-18 23:31