タグ:支笏湖 ( 23 ) タグの人気記事

2017.1.9 支笏湖.原動力

季節外れの雨が雪に変わった。支笏湖南岸の路肩に数台の車を見る。1月の支笏湖はシーズンオフという訳ではないようだ。湿った雪をギュッと踏みながら同志の足跡を辿っていった

e0363490_17183636.jpg


駐車スペースの関係であまり来ることのないポイントに入ってみる。慣れない場所だ、少しは集中力が維持できるだろう。
いつものスカジットラインにtypeⅢのティップ、凪の湖水へキャストしたならカウントダウンを長くとったり短くとったり、リトリーブ早くしたりスローにしたり…それを延々と繰り返す過酷な釣りが続いた

e0363490_17285095.jpg


湖岸に立ったのが11時すぎ、心が折れかけた15時に初めてライズを見る。もうあがろうと思っていたのに意地悪なライズだ。しかも2回。鱒の向きは左だ。距離はフライラインではちょっと届かない。それでも今日初めて見る生命感を前にロッドを畳む訳にはいかなかった。
更に1時間を費やしてからようやく止める決心をつける。湿った雪に打たれて上半身は濡れ鼠だ。釣りをしない人がこの光景を見たらどう思うのだろう…きっと支笏湖アングラーにしか分からない何かが心の中にあるのだと思う


[PR]
by kaki1225h | 2017-01-09 17:05 | Comments(8)

2016.12.18 支笏湖.苦行

西からの強い風が体を押す。プラス気温とはいえ、風が抜ける度に体温が奪われていくのを感じる。
支笏湖南岸。どう釣るのではなく、どれだけ我慢できるか、そんな釣りだった

e0363490_16281542.jpg


生命感の欠片も感じられないのは想定通り。めったに使うことのないフルシンクのシューティングスペイラインを振ってみる。KenCube・type.Ⅱ、着水が静かでリーダーがガイドに入る直前までリトリーブができるが、この場所ではブレイクラインで根がかりが多発してしまう。いつものフローティングのスカジットラインにtype.Ⅲのティップをつなぎ、再びロッドを振った


e0363490_17420527.jpg


10時からの4時間、辛く長い無反応の時間だった。こうなることは分かっていながら、休日を過ごすフィールドに支笏湖を選択した。おそらく、ここを訪れるのは今シーズンラストだろうから。
湖岸に押し寄せる荒波、吹き抜けていく冷たい風…今年も支笏湖は厳しかった、そんな例年恒例となっている言葉を小さく呟きロッドをたたんだ


[PR]
by kaki1225h | 2016-12-18 16:05 | Comments(4)

2016.12.4 支笏湖.午後の南岸

いつもの南岸に立ったのが昼の12時。昨晩、気持ちが入りすぎたのか、目が冴えてなかなか眠れなかったのが今日の敗因だろうか

e0363490_20022789.jpg



予報とは違う西よりの風がそよそよと吹いている

右への湖流に逆らうように左向きのライズが2回、リトリーブする左手には湖流のテンションを強く感じる。早くも緊張感マックスの釣りが始まった


e0363490_19442486.jpg


リトリーブされるフライの後ろあたりでライズ、手応えはない。岸近くまでフライを追ってきて反転し、去っていったのだろうか…そんなことが2回あった

もう少し波があれば…の思いもむなしく夕方の少し前には波は落ち、湖は凪に包まれた

降りだした雨、暮れゆく日、どうやらロッドをたたむしかなさそうだ

今度は早起きしてこよう、夕暮れの湖を背にそんな言葉を呟いていた


[PR]
by kaki1225h | 2016-12-04 19:28 | Comments(6)