2017.4.23 支笏湖.風吹かず

吹くはずの風は終始吹かなかった
支笏湖、いつもの南岸。
凪は辛い。このリトリーブで何かが起きる、そんな期待や緊張感はいつしか消えていった

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ブラインドで釣りあがる渓流のドライの釣り、小さなフライを流しても何も起こらないポイントに、とびきり大きなフライを流すとガバッと大鱒が出たりする。そんなことを思いだしながら昨晩巻いたビックサイズのストリーマーを結び、キャスト。水の抵抗を考えるとさすがにオーバーヘッドでだ。
小さな羽虫がパラパラと飛んでいる。遥か沖ではライズリングが広がっている。水面下をファストに引っ張ったり、カウント60のボトムを探ったり…。僅かな風に水面が揺れた時や、流れる雲が太陽を遮ったりした時には少しだけ期待が高まったものの、何も起こらない時間がゆっくりと過ぎていった


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時間はまもなく14時になろうとしている。たまには早く帰り、子供達を驚かせよう。まだまだ時間はたっぷりあるが、凪の湖畔を後にした。
帰りの支笏湖道路。道端の草木が揺れている。窓を開けると、なかなかの風、『もう遅いよ…』そう小さく呟き、少しだけアクセルを踏み込んだ


Kencube.type.Ⅱ


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# by kaki1225h | 2017-04-23 16:43 | Comments(2)

2017.4.16 支笏湖.長丁場

今日も支笏湖、少しだけ朝早めの時間に小さな沢を下った。すれ違ったの方の話では魚っ気はあるようだ。
思ったより波風がない。こんな状況に備えて持ってきたシングルロッドは車に忘れてきてしまった。ダブルハンドを振るには湖面がおとなしすぎる。スカジットラインは選択肢から外すしかなさそうだ。

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Ken Cube.type.Ⅱのシューティングスペイライン。いつものスカジットマックスと違って12.5mと長めで、太さはシューティングヘッドと変わらない。手持ちのロッドとはミスマッチだったらしく、この細くて長いラインを操るのはいつも難儀している。この日の為に巻いてきたマドラーゾンカーをふたつ繋いだようなビックフライは、ターンすることなく落水していく…なるべく投射性のよいフライを結ぶしかないようだ。
やがて湖は強い北西の風に吹かれていった
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押し寄せる波が岸を洗う。時にロッドが降れないほどの風が左前から吹き付けた。キャストの距離は25mが限界だ、丁寧に丁寧にリトリーブを繰り返した。朝の7時前には湖岸に立った筈、時間はまもなく15時、今日も長丁場の釣りだ。徒歩移動の3ヶ所目に、待ちに待った生命感がライン越しに伝わってきた
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ギラギラした体色のブラウンは47㎝。最初に感じた重い引きは本当に最初だけだったようで、その後はあっさりと寄ってきた。今回もそうだがダブルハンドを握る時はいつもランディングで手間取ってしまう。そろそろハンドル部の長いネットを新調しないと…。
こんな荒れた湖ならモンスタークラスが姿を見せるかもしれない…その後もしつこくロッドを振るものの、波風が徐々に体力を奪っていく。そして16時すぎ、燃えつきました。
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# by kaki1225h | 2017-04-16 18:03 | Comments(6)

2017.4.9 支笏湖.シングルロッド

南岸の斜面を下ったのが8時、湖岸は予報とは違う右からの風に吹かれていた。ロッドは2本、先にガイドにラインを通したのはシングルのロッド。バックのとれない岩場だがブレイクラインはすぐそこだ。僅かなスペースで近距離のキャストを繰り返した。
フローティングラインでのリトリーブ。岸から10m程のところでラインにズンと重みが乗った。
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ロッドは9feet♯6、修理中の♯8の代打だ。何故かバレる気がしなく、写真を撮りながらのやり取りを楽しんだ。
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55㎝、やけに口の大きなブラウンだった。時計を見ると9時、まだ1時間しか経過していない。もう1匹…欲をだして奥の断崖ゾーンまで進んでみるとしよう。
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青空が広がると北西から強めの風が流れてきた。波が向きを変える。さすがに6番のフローティングラインでは太刀打ちできなくダブルハンドのロッドに持ち変えた。近場を荒らしてしまいそうだがスカジットラインでのキャストで午後の部へ突入だ。
あれから7時間、徒歩移動を繰返し、肩と腰が痛くなるまでロッドを降り続けて生命感はゼロだ。幸先良く1匹釣れたものの、その後の長い長い無反応タイムが何故か敗北感のようなものをただよわせていた

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# by kaki1225h | 2017-04-09 18:43 | Comments(6)

2017.4.1-2 支笏湖.参加賞

週末は支笏湖へ。初日の土曜は南よりの風。雪の斜面を下りてワンキャスト目、何故かロッドティップがクシャッと折れる。シングルのロッドでブレイクを探る作戦は戦わずして破れ去ってしまった。ダブルハンドロッドに持ち変え、ブレイクラインの沖を狙うしかないようだ。前回はカスリもしなかった釣り方なだけに幸先不安なスタートだ。
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湖岸が急激に落ち込んでいくドン深の湾、そのボトムを引いてくる。いくら沈めても根掛かりひとつしないのは底をとれてないのだろう。フローティングのスカジットラインで3月の支笏湖に挑むのは分が悪かっただろうか。右からの風が強さを増す。鱒の気配は全くない。ライズのひとつも見ることなく、4時間が過ぎた。また明日こよう…心なしか諦めが早くなったような気がした土曜の午後だった
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雪の湖岸を歩く。日曜の支笏湖は左からの風が吹いていた。今年初めての橋を下りるポイント。数回キャストして少し移動を繰り返す。今日も4時間の釣り、過去のヒットポイント数ヶ所にtype.Ⅲのフルラインを通していく。
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他のフィールドに浮気せず2日間訪れた支笏湖からささやかな参加賞を頂く。小さいけど支笏湖の虹鱒。もしかしたら努力賞か、ロッドを折った残念賞かもしれないなぁ…そんなほっこりとした週末だった

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# by kaki1225h | 2017-04-02 13:45 | Comments(4)

2017.3.25 支笏湖.完敗

気になっていた美笛エリアに車を寄せた。思っていた以上に水位が低い。バックスペースを気にする必要もなく、オーバーヘッドでのキャストで終日ロッドを振った。
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11時に湖岸に立ち、すでに3時間が過ぎた。フックにかかるのは水草ばかり…ライズを見たとか反応があったとか、そんなものは全くない辛い時間がやけにゆっくり流れていく。夕暮れの少し前、風が出てきた。僅かだが右への湖流ができている。何かが起こるなら今しかない…そんな思いも虚しく、最後まで支笏湖の鱒はかすりもしなかった。

♯10 KenCube type.Ⅱ

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# by kaki1225h | 2017-03-25 18:47 | Comments(4)

2017.3.19 支笏湖.心残り

週末は支笏湖に行こうと決めていた。大物を釣ったとかバラしたとか、そんなホットな情報が飛び交っているものだから行かずにはいられない。
だけどそんな話題を耳にして挑んだ支笏湖で待っているのは、アタリもなくカスリもせずの全くの無反応タイムだというパターンは嫌と言うほど味わってきた。今回もきっとそうなのだろうから、気負わずに好きなリトリーブの釣りを楽しもうと思う
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午後の南岸は北よりの風。やや高めの波が岸に押し寄せている。何時ものスカジットスタイル、ティップはtype.Ⅲを選択、深めのレンジを探っていこう。
気温は終始プラスで推移したはずだけど、吹き付ける風が指先の体温を奪っていく。そして2時間の無反応タイムは集中力を少しずつ奪っていった。
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奥にいたルアーマンが引き上げていく。聞けば奥も反応はないらしい。すっかり減水した湖岸を歩き、徒歩移動を2回試みるも何も起こらないままタイムアップの16時を迎えた。
気になっていたあのポイントや、少し歩くけど釣れる可能性の高いあの場所でロッドを振っていたらどうだったのだろう…。湖を取り巻くコンディションがよかっただけに、心残りがしてならなかった。

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# by kaki1225h | 2017-03-19 18:51 | Comments(4)

2017.3.11 道南.穏やかな午後

いつもの峠道。いつも通り過ぎている景色も、夜も明けきらない時間に走る自分には真新しく目に映る。トンネルを抜け、下りに差し掛かると眼下には青い海。ついついアクセルを踏む足に力が入ってしまう。
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久し振りの釣りは道南へ。がっつり寝坊し、島牧の海岸に車を寄せたのは11時過ぎだった。定番ポイントで空振りが続いていたこともあり、普段は入らない中の川へ。ここは初めて海雨を釣った懐かしい場所、かれこれ20年も前のことだ。
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弱い向風がたまに吹く程度なのに、久し振りのキャストについつい余計な力が入る。不安のある右肘はどこまでもつか不安でいるのだけど、数回反応があったりすると更に余計な力が加わってしまう。どうやら小さな川の流れ出しに雨鱒がたまっているようだ。2~3回反応があり1匹釣れる、そんなペースで穏やかな午後が過ぎていった
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10匹程をリリース、サイズは小型が主体、大きくても45位までだった。大きな鱒を釣りたい一心でもう1ヶ所。道の駅に車を滑り込ませ、夕暮れ前までロッドを振る。足腰に違和感を感じ、右手の握力も怪しくなってきた。40クラスを1匹リリースしたところでロッドをたたむ。帰りの運転中に脚がつらないことを切に願いながら…。

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# by kaki1225h | 2017-03-11 21:51 | Comments(4)

2017.2.5 島牧海岸にて

寄せては返す波のその向こうへ何度キャストしただろうか。道南・島牧海岸の海雨釣りは泣かず飛ばず、2時間が過ぎたところで集中力が切れた。私は歩く釣り、離れてキャストしていた友人は、ここだと決めた場所でひたすら粘る釣り。聞けば既に1匹目を手にしており、反応もあるという。波の立ち方からボトムの地形を読んで釣り座を構えたようで、私が感覚派なら彼は理論派ということになるのだろう。
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右後ろからの微風がラインをストレスなく運んでくれる。天気は快晴。2つのポイントでロッドを振り、午後の早めには帰路につく。遠い記憶では7~8匹は釣れるのが島牧の海雨釣りだったと思う。それが今は1匹釣れるかどうか…。毎週のように島牧海岸へ車を走らせていたあの頃の体力はもう衰えてしまったけれど、釣りへの情熱だけは冷めずに持ち続けていたい。友の車に揺られながら、そんなことを考えていた

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# by kaki1225h | 2017-02-04 13:25 | Comments(4)

2017.1.9 支笏湖.原動力

季節外れの雨が雪に変わった。支笏湖南岸の路肩に数台の車を見る。1月の支笏湖はシーズンオフという訳ではないようだ。湿った雪をギュッと踏みながら同志の足跡を辿っていった

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駐車スペースの関係であまり来ることのないポイントに入ってみる。慣れない場所だ、少しは集中力が維持できるだろう。
いつものスカジットラインにtypeⅢのティップ、凪の湖水へキャストしたならカウントダウンを長くとったり短くとったり、リトリーブ早くしたりスローにしたり…それを延々と繰り返す過酷な釣りが続いた

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湖岸に立ったのが11時すぎ、心が折れかけた15時に初めてライズを見る。もうあがろうと思っていたのに意地悪なライズだ。しかも2回。鱒の向きは左だ。距離はフライラインではちょっと届かない。それでも今日初めて見る生命感を前にロッドを畳む訳にはいかなかった。
更に1時間を費やしてからようやく止める決心をつける。湿った雪に打たれて上半身は濡れ鼠だ。釣りをしない人がこの光景を見たらどう思うのだろう…きっと支笏湖アングラーにしか分からない何かが心の中にあるのだと思う


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# by kaki1225h | 2017-01-09 17:05 | Comments(8)

2017.1.1~2 道南ひとり旅

年末、かみさんの実家へ泊まりにいく子供達に声をかけた。『ゆっくりしておいで。ゆっくりでいいよ、ゆっくりで』
あわただしく旅の準備にとりかかる。道南へのショートトリップ、気のゆくままの1人旅だ
元旦の朝を道南の小さな漁港で迎えた。いつもの斜路、いつものように向風、反応があるのにのらないのもいつも通り。かろうじて小さな雨鱒が1匹だけ釣れてくれた。ボンズも覚悟してただけに、小さくても嬉しい今年のファーストフィッシュ

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午後には本流へ。下流から吹き抜けていく風が水面を波立たせている。こんな時は思うようにラインが流れていかなくて困ってしまう。スイングが弱くリトリーブをおり混ぜての釣り、2つのランを釣り下ったが生命感は感じられなかった

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今夜の宿は車の中。島牧の道の駅へ向かうとしよう。通り過ぎた幾つかの町はコンビニ以外の店は全て閉まっていて、辺境の地にトリップしたような妙な不安感を楽しんだりもした。そして音のない夜は、何もする事がない贅沢な時間がゆっくりと過ぎていった

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島牧界隈を歩いた2日目。聞いた話では早朝にプライムタイムが訪れたようだ。その時間にがっつり眠っていた釣り師にはチャンスは一度も巡ってこなかった。程好い波風だっただけに悔やまれる日だった。だけど気ままなひとり旅なのだから、こんな1日の過ごし方もいいのかもしれない…暮れゆく空を見ながらそんなことを思っていた

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# by kaki1225h | 2017-01-02 02:28 | Comments(6)

2016.12.18 支笏湖.苦行

西からの強い風が体を押す。プラス気温とはいえ、風が抜ける度に体温が奪われていくのを感じる。
支笏湖南岸。どう釣るのではなく、どれだけ我慢できるか、そんな釣りだった

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生命感の欠片も感じられないのは想定通り。めったに使うことのないフルシンクのシューティングスペイラインを振ってみる。KenCube・type.Ⅱ、着水が静かでリーダーがガイドに入る直前までリトリーブができるが、この場所ではブレイクラインで根がかりが多発してしまう。いつものフローティングのスカジットラインにtype.Ⅲのティップをつなぎ、再びロッドを振った


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10時からの4時間、辛く長い無反応の時間だった。こうなることは分かっていながら、休日を過ごすフィールドに支笏湖を選択した。おそらく、ここを訪れるのは今シーズンラストだろうから。
湖岸に押し寄せる荒波、吹き抜けていく冷たい風…今年も支笏湖は厳しかった、そんな例年恒例となっている言葉を小さく呟きロッドをたたんだ


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# by kaki1225h | 2016-12-18 16:05 | Comments(4)

釣りの小話.28【ナイトクラブ】

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支笏湖ナイトクラブを発足して数年がたつ。会員は1名だ。
当会の主たる目的はブラウンの生態調査であるが、時には病んだ心の健常化だったり、メタボ体質の予防も担っている。
当会の活動時間は定まっていない。休日にめぐまれなかったり、昼間の仕事で身も心もボロボロになった時に実施される事が多い。現地集合がルールだ。
当会の会員であることは家族には話していない。聞かれていないことを話すのは野暮だと考えている。


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今期の活動はほぼ終了。目的を達することは多分今後もないのだろうけど、支笏湖のブラウンのことが少しだけ分かった気がする。日中の長い無反応タイムの中では得られないものが、夜の釣りで見つかることもあったように思う。

話のネタも出来たように思う。不思議な光を見たり、動物の鳴き声に退散したり…。ティペットから先が無い状態で釣りを続けてたこともあったっけ。

ルアーの威力にも誘惑された。フライで散々無反応だったところでルアーであっけなく釣れるのを見たときには危うくルアーロッドを買うところだった。


最後に当会に入会希望の方に近況をお伝えする

月明かりの中で、時には伸ばした手も見えぬ闇の中でスカジットラインを操り、ただ静かに音を聞いている。森の音を。夜の音を。

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# by kaki1225h | 2016-12-06 11:21 | Comments(4)

2016.12.4 支笏湖.午後の南岸

いつもの南岸に立ったのが昼の12時。昨晩、気持ちが入りすぎたのか、目が冴えてなかなか眠れなかったのが今日の敗因だろうか

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予報とは違う西よりの風がそよそよと吹いている

右への湖流に逆らうように左向きのライズが2回、リトリーブする左手には湖流のテンションを強く感じる。早くも緊張感マックスの釣りが始まった


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リトリーブされるフライの後ろあたりでライズ、手応えはない。岸近くまでフライを追ってきて反転し、去っていったのだろうか…そんなことが2回あった

もう少し波があれば…の思いもむなしく夕方の少し前には波は落ち、湖は凪に包まれた

降りだした雨、暮れゆく日、どうやらロッドをたたむしかなさそうだ

今度は早起きしてこよう、夕暮れの湖を背にそんな言葉を呟いていた


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# by kaki1225h | 2016-12-04 19:28 | Comments(6)

ブログ移転しました


旧ブログより引っ越ししました。


今後とも宜しくお願い致します!



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旧ブログの記事は、随時、新ブログに移転してます。
暇があれば…ですが。


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# by kaki1225h | 2016-12-04 00:18 | Comments(2)

釣りの小話.27【波の音】


オホーツクのカラフト釣りでの話だ

『親が心配してるよ』

こちらに歩み寄ってきた友人がこんなことを言った

最初は何のことか分からなかったが、要約するとこうだ



胸ポケットに入れたスマホが何かの拍子で稼働状態となり、ポケットの中で何かに触れたのか画面タッチ、それが短縮ダイヤルで実家の父につながったらしい

父が電話にでると、ガサガサ ザザーン ザザーン…ゴソゴソ…

父はさぞ不審に思ったに違いない『もしもーし おーい』

ザザーン ザブン…

これは大変だ。釣りに行って倒れたか、はたまた流されたのか…

私が何処にいるかも、誰といるかも分からない父は必死になったのだと思う
 
父からかみさんに連絡がいき、かみさんから友人の奥さんへ。そして隣で釣りをしている友人の電話が鳴った

『親が心配してるよ』
  
そんな流れだった

両親、家族、友人ご夫妻にまで迷惑をかけた当の本人は『群れはどこだ~』と波間を覗きこんでいた

もし単独釣行だったら捜索願いがだされていたかもしれない

皆さん、大変お騒がせしてすいませんでした。スマホの取り扱いには気をつけます。

この日もボンズだった

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# by kaki1225h | 2016-11-28 22:38 | Comments(0)