2014.6.14 支笏湖.静寂
2014年 06月 14日
大岩に身を隠し、凪の湖水にシケーダをそっと浮かべた
ボイルは続いている …
釣り師は息をころし、時を待った
支笏湖南岸で迎えるイブニングタイム
湖畔には私ひとりだけ、気配を消すのに細心の注意を払った
重量感のあるボイルが凪の湖水を乱している
どうやら複数の鱒達がこの場所に差してきているようだ
フライをそっと湖面に置き、大岩の傍らで息をころした
勝負は早かった
存在感たっぷりのシケーダをガボンと呑み込んだのは50cmのブラウン
6番のロッドが少し心配になった相手だった
それにしても鱒の気配は濃厚だった。いわゆる時合なのか、警戒心が極端に薄れているのか・・・
50とのやり取りの最中には、同ポイントで更に大きな鱒がボイル、帰り道で見た岸際まで入ってきた大鱒は水面から背中がでるまで浅場に寄っていた
平日の夕暮れ時と言えど支笏湖の定番ポイントに誰もおらず、湖は生命感に溢れている
普通ではないロケーションだった。ついつい粘ってしまいそうだが、深入りはしなかった
こんな状況で怖い目にあった友人の話を聞いているからだ。無風の湖畔に一陣の臆病風が吹いた湿った夜だった
出口 19:00 。
凪、微風
ボイルは続いている …
釣り師は息をころし、時を待った
支笏湖南岸で迎えるイブニングタイム
湖畔には私ひとりだけ、気配を消すのに細心の注意を払った
重量感のあるボイルが凪の湖水を乱している
どうやら複数の鱒達がこの場所に差してきているようだ
フライをそっと湖面に置き、大岩の傍らで息をころした
勝負は早かった
存在感たっぷりのシケーダをガボンと呑み込んだのは50cmのブラウン
6番のロッドが少し心配になった相手だった
それにしても鱒の気配は濃厚だった。いわゆる時合なのか、警戒心が極端に薄れているのか・・・
50とのやり取りの最中には、同ポイントで更に大きな鱒がボイル、帰り道で見た岸際まで入ってきた大鱒は水面から背中がでるまで浅場に寄っていた
平日の夕暮れ時と言えど支笏湖の定番ポイントに誰もおらず、湖は生命感に溢れている
普通ではないロケーションだった。ついつい粘ってしまいそうだが、深入りはしなかった
こんな状況で怖い目にあった友人の話を聞いているからだ。無風の湖畔に一陣の臆病風が吹いた湿った夜だった
出口 19:00 。
凪、微風
by kaki1225h
| 2014-06-14 23:23